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【テニス】全米オープン準決勝 錦織VSジョコビッチ

こんにちは。ハナタロウです。

久々にテニスの投稿を行います。

 

 

全米オープンテニス

 8/21~9/9にかけて【全米オープンテニス】が開催されています。

テニスの最高峰である四大大会、通称【グランドスラム】のひとつですね。

以下、大会の概要です。

  • 大会名:全米オープンテニス(US OPEN)
  • グレード:グランドスラム
  • 開催地:アメリカ/ニューヨーク
  • サーフェス:ハード
  • ドロー:128
  • 賞金総額:約28憶円(優勝賞金約4憶円)

全米オープンは四大大会の中で最も遅く開催される大会であり、最も賞金が多い大会とも言われています。

 

準決勝は錦織VSジョコビッチ

 錦織選手が2年ぶりにベスト4進出を決めました!(^^)!

全米オープンでベスト4進出は3度目です。他の3大会がベスト8止まりなことを考えると本大会とは本当に相性が良いと思います。(ベスト8も十分すごいんですが)

 2014年以来の決勝進出、そして初優勝へ向けて期待が高まります。

但し、楽観は出来ません。何故なら準決勝の対戦相手がノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)だからです。

 

ノバク・ジョコビッチとは

 ノバク・ジョコビッチ選手はセルビア出身の31歳。シングルスでは今までに70回優勝を飾っており、その内13回がグランドスラムでの優勝です。(2018/9/7時点)

ロジャー・フェデラー選手の20回、ラファエル・ナダル選手の17回に次いで現役では3位の成績です。

キャリアハイは2015年で通算82勝6敗(勝率93.2%)11大会で優勝。

錦織のキャリアハイが2016年の通算58勝21敗(勝率63.8%)1大会で優勝。もしくは2014年の通算54勝14敗(勝率74.1%)4大会で優勝。なので比べてみればいかにジョコビッチがすごい選手かが分かると思います。

(ちなみに錦織の2018/9時点での生涯優勝回数が11回なので、ジョコビッチは2015年の一年間だけで錦織のキャリアを通じての優勝回数と同じだけ優勝したことになります)

フェデラー、ナダルおよびアンディー・マレー選手(イギリス)と合わせて男子テニス界のBIG4と呼ばれています。

さしずめ生きるレジェンドプレーヤーと言ったところですね。

 

錦織の天敵!ジョコビッチ

錦織とジョコビッチの対戦成績は錦織から見て2勝14敗と大きく負け越しています。

更に言うと錦織は目下13連敗中とかなり辛酸を舐めさせられています。

一昨年の後半あたりから怪我などで調子を崩し低迷していたジョコビッチですが今年のウインブルドンで優勝を飾っており、完全復活を予感させています。錦織も怪我から復帰してかなり調子を戻していますが、大方の予想としてはかなり厳しいと言わざるを得ません。

ただ、希望はあります。というのも錦織が勝利した2勝の内の1勝がこの全米オープンの準決勝。つまり今回と全く同じ状況なのです。

 

第一セット

ファンの間では錦織は立ち上がりが悪いことで有名なのですが、今回もそれが出てしまいました。

最初のサービスゲームをいきなりブレイクされてしまいました(>_<)

また、フォアハンドの精度もイマイチでした。これはある意味いつものことなので仕方ないにしてもジョコビッチのプレーがミスが少なく安定していたため付け入るスキが全くない状態でした。

ジョコビッチのサーブをブレイクしたいところですが、結局ブレイクポイントを握ることは出来ませんでした。

第一セット 錦織 3 - 6 ジョコビッチ

ただ、最初にブレイクされた後は苦しみながらもなんとかキープ出来たことは救いだったと思います。

キープし続ければいつかチャンスは回ってくると思います。

第一セットスタッツ

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1stサーブの確率は70%と良い確率を保てています。

ただ、2ndサーブになった時にほとんどポイント出来ていないのが苦しかったです。

ジョコビッチは2ndでも70%でポイント出来ているのでここに大きく明暗が分かれたと思います。

ジョコビッチのサーブはスピードはそれほどですが、コーナーギリギリをついてくるのでリターンが難しいサーブでした。

 

第二セット

錦織が徐々に調子を上げてきました。

第一ゲームこそブレイクのピンチを迎えますが、ここを踏ん張ってキープすると第二ゲームにブレイクチャンスが来ました。

結局ブレイクには至りませんでしたが、第三ゲームはあっさりとキープし、ジョコビッチがイライラする場面も見れたので流れが変わりそうな気配がありました。

しかし、ジョコビッチは崩れませんでした。

第四ゲームをあっさりとキープすると続く第五ゲームでは錦織のスキをついてブレイクに成功。

その後錦織にブレイクのチャンスが訪れることはありませんでした。

第二セット 錦織 4 - 6 ジョコビッチ

第二セットスタッツ

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第一セットに比べると肉薄した内容になりました。

2ndサーブ時のポイント獲得率がかなり上昇しました。

ただ、1stサーブの確率を下げてしまったのが痛かったです。第一セットと同じくらいの確率をキープ出来ればタイブレークにもちこめた可能性もありました。

許したブレイクは1回ですが、8度もブレイクポイントを握られたのは苦しかったです。

一方でネットプレーはかなり輝いてました。スーパープレーも随所に見られましたし、ラリーだけでなくネットプレーを混ぜれば勝機を見出すことも出来そうでした。

 

第三セット

錦織は第二セットを失ったことで気持ちが切れてしまったようでした。

明らかにエラーの数が増えました。

第三セット 錦織 2 - 6 ジョコビッチ

二度のブレイクを許し、ゲームセットとなってしまいました。

第三セットスタッツ

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エラーがジョコビッチの2倍となってしまい、頼みのネットプレーも光りませんでした。

何より、ジョコビッチの2ndサーブ時のポイントが約90%もあったので崩しようがありませんでした。

試合を通じてジョコビッチは安定していました。

 

試合を振り返って

正直なところ完敗でした。今日のジョコビッチには勝ちようがなかったと思います。

せめて一度ブレイク出来れば流れを変えれたかもしれませんが、今日のジョコビッチはそれをさせてはくれませんでした。

ただ、錦織の全米ベスト4は素晴らしい結果ですし、去年末からの長期離脱のことを考えればよくここまで帰ってきてくれたと思います。

ジョコビッチがここまで復活したことを考えるとGS,MSの優勝はかなり厳しいと言えますが末永く現役を続けて行って欲しいと思います。

 

もう一方の準決勝はナダルが怪我の棄権により敗退したためデルポトロ選手(アルゼンチン)が決勝に上がってくることになりました。

2009年に一度優勝しており、その時もナダル、フェデラーのTOP2二人を倒して優勝しているので今回も大物食いを期待したいですね(^^)

全米オープンの決勝は月曜日の朝5時開始と時間的にしんどいんですが、気になる決勝なので早起きして観戦したいと思います。

大坂なおみ選手全米オープン優勝!!

やってくれました!(^^)!日本人女子初めての全米オープンシングルス優勝です。

しかも相手はレジェンドプレーヤーのセリーナ・ウィリアムズ。

後半ちょっといざこざがあって後味の悪い試合になってしましましたが、個人的に見た感想を言うと終始大坂が圧倒していましたし、文句ない優勝だったと思います。

今後は世界No.1を目指し、テニス界を牽引する存在となって欲しいですね。

大坂選手本当におめでとうございます!(^^)!

それでは(^_-)-☆